学び・成長 株式会社Chubby 採用担当

経営陣が合宿で学んだマーケティングを全社へ。「N1」で本当に売ってみる社内勉強会

会議室のモニターに映した資料でプレゼンする社員と、それを聞くメンバー

Chubbyはマーケティングの会社です。でも、「マーケティングって何?」と聞かれて、全員が同じ言葉で答えられるでしょうか。

2026年6月、社長を含むChubbyのメンバー6人が、3日間のマーケティング合宿に参加しました。そこで持ち帰った学びを、全員の力に変える。マーケティング事業部長の花田維吹が講師になり、社内勉強会で全社員に広げています。この記事では、その勉強会の様子をお届けします。

この記事のポイント

  • 2026年6月、社長を含むChubbyのメンバー6人が3日間のマーケティング合宿に参加し、その学びをマーケティング事業部長の花田維吹が講師となって社内勉強会で全社員に共有しています。
  • 勉強会の軸は「N1」。特定の顧客を1人だけ決め、その人に向けて伝えると、ほかの人も自分ごととして共感してくれます。
  • 実際に買える商品をN1に向けてプレゼンする「リアルCV対決」では、1人に向けたプレゼンに5人が「気になる」と手を挙げました。

合宿の学びを、なぜ全社に広げるのか

Chubbyの仕事は、MEO対策やWeb広告で、飲食店・美容室・ホテルなど実店舗の集客を支えることです。毎日の仕事で積み重ねてきたマーケティングの知識を、もっと体系的に、全員の力にしたい。それが勉強会のスタートでした。

経営陣が3日間の合宿でマーケティングを基礎から学び直したとき、考えたのは、これは全員が共通言語として持っておくべきものだ、ということでした。営業でも、広告運用でも、ライティングでも、クライアントのお店に必要な人を連れてくるという仕事の根っこは同じです。

そこで、合宿に参加した花田が講師となり、社内勉強会を始めました。開催は不定期で、これまでに8月29日と10月9日に行いました。

研修会場でスライドを見ながら講義を聞く社員たち
8月29日の勉強会。約3時間、みっちり学びました

マーケティングを一言でいうと

勉強会は、この一文から始まります。

N1を見つけ、そのN1の需要のニュアンスを捉え、コンセプトを作り、N1に向けてコンセプトに一貫したコミュニケーションを行うことで、脳内に1番乗りする。

勉強会のスライドより

花田は最初に「今はこれがまったく理解できなくても大丈夫。最後に伏線回収のように全部わかってくる」と話します。

マーケティングを一言にすると、これです
「マーケティングを一言にすると、これです」(8月29日)

ビジネス、価値、シナジー。土台から考え直す

まずは土台から。「ビジネスって何?」「価値とは?」「良い取引とは?」と、当たり前すぎて普段は考えない問いを、一つずつメンバーに投げかけていきます。

  • ビジネスとは、需要に対して供給を届け、報酬をもらうこと
  • 価値とは、プラスの感情(ベネフィット)。同じシャンパンでも、どんな場面で開けるかで感じる価値はまったく違う
  • 良い取引とは、相乗効果(シナジー)を生む取引

シナジーの説明に使われたのが、無人島のたとえです。5人で無人島に流れ着いたら、まず何をするか。火を起こす人、食料を探す人、寝床を作る人。役割を分けることで、5人の力は5倍以上になります。それが地球上の75億人分に広がっているのが、今の世の中です。

無人島に5名いました。まず何をしますか?
「無人島に5名いました。まず何をしますか?」

さらに、「欲求」と「需要」の違いへ進みます。欲しいと思っているだけの状態が欲求。そこから「価格の壁」を越えて実際にお金を払う状態が需要です。マーケティングとは、この需要と供給をつなぐこと。お店の集客を支えるChubbyの仕事そのものです。

たった1人に向けると、みんなに届く

勉強会の中心になるのが「N1」という考え方です。N1とは、特定の顧客をたった1人だけ決めること。その人のことだけを考えて、何を、どう伝えるかを決めます。

「1人に絞ったら、ほかの人に売れなくなるのでは?」。そう思う人のために、花田が例に出したのが結婚式のスピーチです。

結婚式スピーチ理論
「結婚式スピーチ理論」(10月9日)

新郎新婦は、両親だけに向けて感謝の手紙を読みます。それなのに、参列者まで「自分も親にこんなことをしてもらったな」と思い出して、涙を流す。N1に向けた熱いメッセージは、聞いた人が勝手に自分ごとに置き換えてくれるのです。

花田は、社内でも同じだと付け加えました。業務改善などで全員に伝えたいことがあるときも、まずは1人だけに向けてしっかり伝えてみる。N1は、広告や営業だけでなく、社内のコミュニケーションにも使える考え方です。

「リアルCV対決」。本当に売ってみる

学んだことは、体感してこそ身につきます。そこでChubbyの勉強会では、「リアルCV対決」を行っています。合宿で花田自身が「一番すごいと思った」という、N1を体感するためのワークです。

  1. N1(売りたい相手)を1人だけ決める。自分自身でも、同僚でもいい
  2. Amazonなどで実際に買える商品から、その人に売るものを選ぶ
  3. N1のためだけにプレゼン資料を作る
  4. みんなの前でプレゼンし、最後に「本当に買いたい人」に手を挙げてもらう

8月29日のお手本は、あるメンバーが同僚1人をN1にして作った、ベッドから転がり落ちて逃げ回る「逃げる目覚まし時計」のプレゼンでした。

N1のためだけに作ったプレゼン。捕まえるまで止まりません
N1のためだけに作ったプレゼン。「捕まえるまで止まりません」

「二度寝してしまうのは、意志が弱いからじゃない」。N1の悩みに寄り添ったプレゼンが終わり、「気になった人は?」と聞くと、手を挙げたのは5人。たった1人に向けて作ったはずのプレゼンが、ほかのメンバーにも届いた瞬間でした。

気にはなったな、という人?――5人が手を挙げた
「気にはなったな、という人?」――5人が手を挙げた

10月9日の勉強会では、今度はメンバー全員がN1を決めてプレゼンに挑戦しました。朝ごはんの1食あたりの値段を見せる人、研究データを使って説得する人。同じAIツールを使って資料を作っているはずなのに、中身も話し方も間の取り方も、人によってまったく違います。

研究データのスライドを指しながらプレゼンする社員
10月9日のリアルCV対決。N1のための資料で、1人ずつプレゼン

参加したメンバーの声

プレゼンを終えたメンバーに、その場で感想を聞きました。

自分が欲しいものを言っただけなのに、CVを獲得できた
「自分が欲しいものを言っただけなのに、CVを獲得できた」

プレゼンをする機会自体が貴重で、いい機会になりました。実際にN1に向けてプレゼンして、本当に買ってくれる人が出た。その実感を得られたので、プレゼンって面白いな、N1に向けてニーズを考えるのって面白いなと思いました。

浅野さん(広告事業部)

マーケティングとは何か、というところを深く考えたことがなかったので、自分の考えが改めて身についたと感じています。営業としてやっていくうえで必要なことを学べました。大勢ではなく特定の1人に向けてプレゼンをして、それに共感してくれる人たちがいたのが、すごく楽しかったです。

平崎さん(マーケティング事業部 CS担当)

ほかにも、「やっと本質が1ミリくらいつかめた」「サービス業で、お客様に何が求められているかを考えてきたつもりだった。これからは一度立ち止まって本質を考えてから取り組みたい」といった声が上がりました。

Chubbyの「学ぶ文化」

Chubbyの社員は、8割以上が未経験からのスタートです。だからこそ、学んだことをチームで共有して、全員で一緒に成長していくことを大切にしています。

  • 経営陣や事業部長が外で学んだことを、社内勉強会で全員に共有する
  • 「本当に売ってみる」ワークで、学びを体感して身につける
  • 外部セミナーの受講費用は月1万円まで会社が負担(スキルアップ支援)
  • 入社後は約3ヶ月のマンツーマンOJT研修

行動指針には「常に勉強、常に挑戦」という言葉もあります。マーケティングを体系的に学びながら、実店舗の集客という手応えのある仕事に挑戦したい方を、Chubbyは待っています。

よくある質問

Chubbyの社内勉強会は誰が講師をしていますか?

マーケティング合宿に参加したマーケティング事業部長の花田維吹が講師を務めています。

勉強会はどのくらいの頻度で開かれますか?

不定期で、2026年は8月29日と10月9日に開催しました。

N1とは何ですか?

特定の顧客を1人だけ決めることです。その1人に向けて伝えることでメッセージがシンプルになり、結果として多くの人の共感を得られます。

リアルCV対決とはどんなワークですか?

N1を1人決め、実際に買える既存の商品をその人のためだけにプレゼンし、最後に本当に買いたい人に手を挙げてもらうワークです。

未経験でもマーケティングを学べますか?

社員の8割以上が未経験スタートです。約3ヶ月のマンツーマンOJT研修、社内勉強会、月1万円までの外部セミナー受講費用負担で学べます。

常に勉強、常に挑戦。
Chubbyで一緒にマーケティングを学びませんか。